yuon制作室 会社・お店・サービスのPR動画

間取り図と写真で作る物件紹介動画 撮影なしの作り方と費用

物件紹介動画は、手元の間取り図・部屋の写真・募集条件を組み合わせれば、動画の撮影に出向かずに作れます。写真を見せながら間取り図の該当箇所を示し、賃料や面積、連絡先を文字で加えます。地域の不動産会社の募集担当者や代表の方に向けて、架空の物件の30秒サンプルを例に、写真のそろえ方、表示の注意点、費用と納期を紹介します。

部屋の写真と、間取り図の位置をつなぐ

部屋の写真だけでは、玄関からどこへ進むとその部屋に着くのかが分かりにくいことがあります。間取り図には位置関係が載っていますが、設備の見た目までは分かりません。そこで、写真と間取り図を同じ画面に出し、紹介している場所を色で示します。

  • 写真がどこの部屋かを示す間取り図の位置と写真を対応させ、部屋名と設備を添える。
  • 募集条件を整理する賃料・管理費・面積などをまとめ、音なしでも読める文字で出す。
  • 掲載先を先に決めるホームページ・店頭・SNSなど、使う場所に合わせて向きと長さを決める。

写真から作る動画は、部屋を歩いて撮るルームツアーとは見せ方が違います。連続した移動を映す代わりに、間取り図で部屋のつながりを説明する構成です。

横型30秒のサンプルで、構成を見る

下の動画は「まどあかり不動産」の自主制作サンプル(架空の会社・物件)です。東京都三鷹市の賃貸物件を想定していますが、実在の募集ではありません。賃料・面積・徒歩分数、免許番号や連絡先もサンプル設定です。間取り図と地図は説明用のイラストで、実測した図面ではありません。

自主制作サンプル(架空の会社・物件)。外観と室内は生成画像、街並みと電車はPexelsの素材映像です。実際の三鷹の物件や周辺環境を記録したものではありません。QRコードもサンプルです。

時間を押すと、その場面から再生します。

  1. 外観と基本条件外観写真に部屋の位置を示す枠を重ね、2階・角部屋、賃料12.6万円、1LDK・38.5㎡などの設定を表示します。
  2. 間取りと動線外観から間取り図へ切り替え、玄関から南側の窓へ向かう道筋を点線で示します。
  3. LDK光の帯でLDKの写真を見せ、「南の窓から、光が入る。」と添えます。
  4. 洗面所写真と間取り図の位置を合わせ、「独立洗面台」の文字を添えます。ここから部屋ごとの紹介です。
  5. お風呂浴室の位置を示し、「追い焚き・バストイレ別」と設備を紹介します。
  6. キッチン間取り図のキッチンを示し、写真に「二口IH」の文字を添えます。
  7. 洋室「洋室6帖」「クローゼット」の表示で、広さと収納を紹介します。
  8. バルコニー南向きという設定を、写真と文字で示します。部屋ごとの紹介は、この場面までの5か所です。
  9. 面積と間取り間取り図を拡大し、「LDK12.5帖」「専有面積38.5㎡」を大きく表示します。数字は設定値で、図面から測った面積ではありません。
  10. 周辺環境のイメージ地図と街並み・電車の素材映像に、駅・スーパー・公園への徒歩分数を添えます。地図と映像がイメージである旨を表示しています。
  11. 募集条件賃料・管理費・敷金と礼金、間取り、建物、入居時期を一覧にします。いずれも架空の物件の条件です。
  12. 問い合わせ先社名・免許番号・電話番号・営業時間、取引態様と情報更新日を表示します。最後は紙の色へフェードアウトします。

写真を部屋別に分け、募集資料と照らし合わせる

まず、外観・各部屋・設備の写真を、どこを撮ったものか分かるように分けます。間取り図の部屋名と写真の名前をそろえると、別の部屋や別の住戸の写真を入れる取り違えを防げます。選んだ写真に写っている設備と、募集資料の設備欄も確認してください。

撮り足す場合は、部屋全体の配置が分かる写真と、紹介したい設備が分かる写真を残します。間取り図のどこから撮ったかも伝えると、写真と図の対応を決めやすくなります。新しい動画を撮影するための訪問は不要でも、元になる写真と条件の確認は必要です。

室内の写真が少ない場合は、間取り図・外観・設備一覧を中心に組み立てます。写真のない部屋は図や文字で説明できます。すでにある賃貸物件を紹介する場合、足りない室内写真を架空の部屋の生成画像で埋めないようにしてください。

依頼前に用意するものと、確認の順番

  • 外観・各部屋・設備の写真と、対応する間取り図
  • 賃料・管理費・敷金と礼金・面積・築年・構造・階数・入居時期などの募集条件
  • 最寄り駅、周りのお店や学校、その距離や徒歩分数を確認できる資料
  • 社名・免許番号・問い合わせ先・営業時間・定休日、物件ページのURL
  • 取引態様・情報更新日、公開前に表示内容を確認する担当者
  • 動画を載せる場所、向き(横・縦)、掲載先の動画仕様、使い始めたい日

納期の目安は、素材がそろってから約2週間です。構成案で場面と文言を決め、主な場面の静止画ラフ、動画の初稿、修正の順に確認します。募集資料が途中で変わった場合は、どの条件が変わったかをまとめてお知らせください。

公開前は、動画の文字と最新の募集資料を照らし合わせます。当方は、賃料や駅からの徒歩分数などをいただいた資料のとおりに入れます。表示の決まりに沿っているかは、貴社でご確認をお願いします。納品後に条件が変わったときの差し替え方も、公開先と合わせて決めておくと管理しやすくなります。

撮影付きと、写真から作る動画の費用を比べる

公開されている記事にまとめられた、物件紹介動画の費用相場です。撮影の有無、完成する長さ、編集内容によって幅があるため、依頼する範囲を合わせて比べてください。

制作内容費用の目安
支給写真をつなぐスライドショー
撮影なし・BGM・テロップ
3,000円〜1万円
ルームツアー(内見動画)
撮影・編集込み・60秒〜3分
3万〜10万円

出典:動画制作の費用相場をまとめた公開記事の、種類別の目安(2026年11月6日閲覧)。内容によって幅があります。

写真をつなぐだけの動画と、間取り図の位置を示しながら見せる動画でも、編集内容は異なります。税の扱い、図面や地図の制作、修正回数も含めて確認してください。

当方(yuon制作室)の料金は次のとおりです。現地での撮影には伺わず、写真・間取り図・募集資料から制作します。

30秒までの動画1本15,000円実績づくり価格。制作実績として掲載させていただける方・先着3名さま・2026年12月31日受付分まで。3名さまに達した時点で終了します。
掲載が難しい場合と受付終了後28,000円30秒まで
含まれるもの構成案・主な場面の静止画ラフ・テロップ・BGM・修正2回まで横型か縦型の1サイズをMP4で納品
外国語版1言語につき+10,000円
縦型・横型の両方+8,000円
納期の目安素材がそろってから約2週間

表示価格がお支払いの総額です。適格請求書(インボイス)は発行できません。

同じ構成で複数の物件を作る場合は個別のお見積りです。長さの追加やナレーションなどはオプションと料金をご覧ください。見積りでは、撮影の有無、向き、図面や地図の作り方、修正回数、納期を確認します。

掲載前に確認したい3つの失敗

1. 横型のままショート動画に使おうとする

このサンプルは横型(16:9)です。YouTubeの標準チャンネルでは、2024年10月15日以降にアップロードした正方形か縦長で3分以内の動画がショートに分類されます。長さが30秒でも、この横型のままでは該当しません。

出典:YouTubeヘルプ「3分間のYouTubeショートについて」

SNS向けには縦型の動画をご相談いただけます。物件情報サイトは、掲載先の長さや容量の仕様を依頼前に確認してください。MP4で納品することだけで、どの掲載先にも対応できるわけではありません。

2. CGや別の部屋の写真を、説明なしで使う

実際の募集では、取引する物件の写真・動画を使うのが原則です。CGや見取図などはその旨を明示し、周囲の状況も現況に反する表示にしてはいけません。写真がそろわない部屋をCGや見取図で補うときは、動画の中でもその旨を文字で入れます。

出典:「不動産の表示に関する公正競争規約・同施行規則」の写真・絵図の項目。

3. 注記があれば、実物と違う加工もよいと考える

首都圏不動産公正取引協議会は、電柱や電線を消すなど、室内や周辺を実際と異なる状態にした写真は、AI加工の注記を入れても広告に使えないと説明しています。見栄えのために、物件の状態を変える加工は避けてください。

出典:首都圏不動産公正取引協議会「公取協通信第363号」(2025年12月号)。

まとめ

  • 間取り図・写真・募集条件をそろえ、写真がどの部屋かを図で示す
  • 室内写真が少ない場合は、間取り図・外観・設備一覧を中心に作る
  • 掲載先の仕様と最新の募集条件を確認し、公開前に不動産会社側で表示を見直す
  • サンプルと用途の詳細は物件紹介の動画へ。素材や掲載先についてはお問い合わせ欄からご相談いただけます

間取り図と写真から、物件紹介動画をお作りします。

お手元の間取り図・写真と、掲載先をお知らせください。サンプルと料金は、物件紹介の動画のページをご覧ください。

料金を見る無料で相談する